過去の自分が「コボルト」の新カードを評価した話【前編】
ユタ州です。今回も元気にハースストーンのブログをやっていきたいと思います。
新拡張「妖の森ウィッチウッド」の新カードが続々と発表されていますね。
次の新カードの情報が待ち遠しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
今回の記事では「コボルトと秘宝の迷宮」環境を振り返って行きたいと思います。
記事の内容的に、終始上から目線で語ることになるかと思います。
色々と異論があるとは思いますし、「お前、自分のランクを鏡で見たことあるのかよ」など、色々とご指摘ある方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはグッと我慢して最後までご覧ください。
さて、それでは本題に入っていこうと思うのですが、
今回はなんと!ゲストをお呼びしております!
早速登場していただきましょう!(2018年12月7日時点の)ユタ州さんです!!
(モワモワモワーン)
どうもはじめまして、ユタ州です。
本日は「コボルト」リリース直前(大嘘)ということでハースストーンプレイヤーのユタ州さんにお越しいただきました! 本日はどうぞよろしくお願いします!
よろしくお願いします。(この人俺みたいな顔してるな......。)
(ということで、今回は100%茶番でお送りします。ご了承ください。)
~登場人物紹介~
ユタ州(過去): 「コボルト」リリース直前でテンションが上がっている。 クソカード大好き。 タイムトラベルしていることに気づいていない。
ユタ州(現在): 「ウィッチウッド」リリース直前でテンションが上がっている。 過去の自分をダシにしてブログのPVを稼ごうと企んでいる。 過去の自分が予想を外すたびに恥ずかしい思いをするのは自分だということにまだ気づいていない。
ユタ州(筆者): 地の文を書いている。 今回は掛け合い形式で記事を書こうと決心したものの、思ったより恥ずかしいし難しいことに気づいて後悔しているのは内緒。
ユタ州(校閲): 誤字脱字などおかしなところがないかチェックしている。 今回の登場人物紹介を改めて読んで、ボーボボ3話の人気投票みたいだなと気づいた。
「凍てつく玉座の騎士団」環境まとめ
新カード評価、とその前に、まずは前環境について振り返りましょう。
「凍てつく玉座」で一番強烈だったのはドルイドですね。 新しく追加された≪拡がりゆく蟲害≫、≪究極の侵食≫が想像以上のぶっ壊れでした。
確かに。ナーフ前はtierSとか言われちゃってましたね。
ナーフされても普通に強いヒーローでしたし、調整ミスか、はたまたナーフありきの調整だったんですかね?
それでは他のヒーローはどうですか?
ナーフ後からは、ローグとプリーストも大躍進しましたよね。 コボルト環境でもやっぱりこの3ヒーローは強いままなんじゃないかなぁと思います。 新カード評価をする上で、「翡翠ドルイド、テンポローグ、ハイランダープリーストに勝てるかどうか?」というのはやっぱり重要になってくると思います。
ではそろそろ新カード評価の方に移りましょうか。 全カード評価していくと書いてる方も読んでる方も辛いので、(評価を大きくハズしていて)面白いカードを優先的にピックアップして行こうと思います。
(ワクワク。)
コボルトカード評価は、実際に筆者がリリース直前に行ったものを掲載しています。
☆1~☆4で評価しており、☆の数が多いほど評価が高いです。
事前評価の評価基準は結構適当ですが、事後評価はカード自体のパワーよりも12月~3月におけるランク戦環境での採用率を大きく反映させた上で評価しています。
ドルイド評価 ~新環境tier1は挑発ドルイド?~
ユタ州さん、コボルトで新たに活躍すると予想される新しいタイプのデッキを教えてください。
やっぱり一押しは挑発ドルイドですね! 新たに登場したミニオン≪鉄木のゴーレム≫、≪荒くましい守護者≫や新スペル≪樫の召喚≫がいい働きをしてくれそうです。
(そういえば、そんなこと言ってたな俺......。ランク戦でほとんど見たことねぇよ......。) どんなデッキなんですか?
「凍てつく玉座」で登場した≪ハドロノックス≫と「旧神」≪頽廃せしものン=ゾス≫で挑発を復活させまくるのを目標としたデッキです。 テンポローグ相手には、≪樫の召喚≫などの召集カードで挑発を立てまくれば勝てるでしょうし、ハイランダープリースト相手には、挑発ミニオンを並べて≪強殻のクズ拾い≫や新カードの≪ヴォイド・リッパー≫等の強化カードでミニオンを一気に強化してバーストを狙えるので十分戦えるはずです! この予想はかなり自信があります!!!
(召集カードと強化カードが致命的に相性悪いんだよなぁ.......。)
中でも、≪欲張りスプライト≫は相当強いですよね。ゲーム序盤で相手ミニオンと相討ちとりながらマナ加速もできるなんて超優秀ですよ。 ≪翡翠の開花≫の上位互換ですよね。 「≪欲張りスプライト≫を採用したいから翡翠ドルイドじゃなくて挑発ドルイドを組む」という流れができると私は読んでいます。
(堂々と正論語ってるように見せかけて、正解に全くかすりもしていない......。知らないって怖い......。)
≪欲張りスプライト≫
事前評価☆4 事後評価☆2
思ったより使われなかったカードその1。従来通りマナ加速したほうが安定していた。
≪性悪な召喚師≫を採用した性悪ドルイドがレジェンド上位で結果を残していたが、このカードのおかげで呪文カード非採用でも安定してマナ加速ができるようになっていたので一応存在価値はあったぽい。
≪鉄木のゴーレム≫
事前評価☆3 事後評価☆3
≪樫の召喚≫
事前評価☆3 事後評価☆3
挑発ドルイドこそ流行らなかったものの、この2枚の採用率は非常に高かった。
ワタリガラス年でもまだまだ活躍しそう。
≪荒くましい守護者≫
事前評価☆3 事後評価☆2
全然使われなかった一枚。
皆グリズられたくなかったようだ。
≪ヴォイド・リッパー≫ 中立
事前評価☆2 事後評価☆2
ドルイドかウォーロックで採用されるだろうと予想していたが、実際はプリーストが一番上手く使いこなしていた。
悪魔を使いこなす聖職者とはいったい......。
ウォーロック評価 ~ウォーロック冬の時代とか言ってた奴がいるらしい~
ユタ州さんは「凍てつく玉座」環境ではウォーロックを好んで使っていましたよね。
そうですね。「凍てつく玉座」で強化された悪魔シナジーを活かしたミッドレンジタイプのウォーロックを使っていました。 これまでずっと無課金でやってきてたんですけど、コツコツ魔素を貯めて初めてクラフトしたレジェンドカードが「凍てつく玉座」の≪屍山血河のグルダン≫だったので、かなり思い入れのあるデッキです。 新環境になってもこのカードを採用したデッキを組んで初レジェンドを目指したいですね。
(「コボルト」に入ってすぐにアグロパラディンで初レジェ到達したんだよなぁ、俺......。)
でも、「コボルト」環境ではウォーロックは少し苦戦を強いられる気がするのでちょっと厳しそうですかね。
といいますと?
新しく発表されたカードがどれも微妙なんですよね。 まず「コボルト」の目玉カードであるはずなのにどれもイマイチぱっとしないことで噂のレジェンド武器ですが、ウォーロックのレジェンド武器≪マナアリの髑髏≫は特に微妙ですよね。 コストも重すぎますし、ターン開始時ってのが使いにくいですよね......。≪ドゥームガード≫が出てくれたら嬉しいですけど......。
(マリガンマストキープの超ぶっ壊れカードなんだよなぁ......。)
≪憑りつかれた従者≫は特に最悪ですよ!確かに召集って効果は何かと悪さをしそうな効果ですけど、それにしてもスタッツ低すぎです。ブリザードは少し臆病すぎる気がしますよ。
(もう何も言うまい......。)
≪ヴォイドロード≫は能力自体は優秀ですけど、マナコストが重すぎて採用できませんよね。 低コスト悪魔を採用せずに≪ヴォイドロード≫、≪ドゥームガード≫、≪卑劣なるドレッドロード≫などの高コスト悪魔を採用したデッキも考えられますけど、ハイランダープリーストとか翡翠ドルイドに全く勝てなさそうですよね。
(......。)
≪暗黒の契約≫とかわけのわからないカードも追加されてますし、活躍できそうなのは≪卑俗なホムンクルス≫くらいですかね?
(≪暗黒の契約≫を見て、≪肉食キューブ≫等の断末魔ミニオンとのシナジーに気づかないあたり、コイツ(俺)カードゲームの才能ないよな......)
なるほど......。事前評価シートによると、≪第一使徒リン≫と≪大破壊≫に☆4をつけているみたいですが.......。この2枚を評価している人って(当時)あまりいないですよね。
その2枚は非常に面白いですよね! ≪第一使徒リン≫はBlizzConで大々的に発表されたカードの中でも異彩を放っていたので注目しています。 ≪大破壊≫も明らかにクエストカード≪ラッカリの生贄≫の強化パーツですし期待していいんじゃないでしょうか! つまり特に根拠はありません!笑
(根拠ないんかい!)
≪卑俗なホムンクルス≫
事前評価☆3 事後評価☆2
思ったよりも使われなかったカードその2。
「凍てつく玉座」環境にだったら≪ケレセス公爵≫を差し置いて採用されていたかもしれないと今でも思っている。
≪マナアリの髑髏≫
事前評価☆2 事後評価☆4
「コボルト」激ヤバカードの一枚。
ターン終了時じゃなくてターン開始時だからこそ強かったみたいなところがある。
≪憑りつかれた従者≫
事前評価☆1 事後評価☆4
≪マナアリの髑髏≫だけでは今のウォーロックは安定しなかったはず。このカードがあるからこそのウォーロック。
新カード評価はどうしてもカード単体の能力に引っ張られてしまいがち。
デッキ全体を考えた上で評価していきたい(戒め)。
≪ヴォイドロード≫
事前評価☆2 事後評価☆4
親の仇。
「凍てつく玉座」では≪黒曜石の像≫見る度に手が震えたが、「コボルト」では≪ヴォイドロード≫を見る度に血涙を流した。
≪第一使徒リン≫
事前評価☆4 事後評価☆3
正直、ここまで採用されるカードとは思っていなかった。
「期待を込めて☆4つ!」みたいな事前評価は事前評価とは言わないってそれ一番言われてるから。
≪大破壊≫
事前評価☆4 事後評価☆1
正直、もっとやってくれると思っていた。
≪希望の終焉ヨグ=サロン≫の面白度を上げるためだけに存在するカードといっても過言ではない。
≪暗黒の契約≫
事前評価☆2 事後評価☆3
≪肉食キューブ≫ 中立
事前評価☆4 事後評価☆3
この2枚を見たときに何も思わなかったの、すごく悔しい。
「ウィッチウッド」では絶対に面白コンボ見つけてやるからな。
ウォリアー評価 ~特にいうことありません~
ウォリアーとかはどうですか?
興味ないです。
(ウォリアーファンの方、ごめんなさい......。)
装甲積むカードいっぱい出てきたしワンチャンあるかもですけどね。
(今はドルイドの方が装甲積むの上手いしなぁ......。)
新レジェ武器≪懊苦離刃≫や≪地彫り師イップ≫を採用した高コストミニオン主体のビッグウォリアーは若干気になりますけど、tier1って感じじゃないですよね。ウォリアーのレジェンド上位報告が聞けるのは当分先になりそうですね。
(と思ってたけど、ついさっきFibonacciさんがコントロールウォリアーでレジェンド8位に到達したらしいし、ハースストーンは何が起こるかわからないなぁ。)
まあ、ウォリアーのカードは興味ないし、いらないですね。
(ログインボーナスのレジェ武器が≪懊苦離刃≫で、初回限定レジェ10パック保障が≪地彫り師イップ≫だったんだよなぁ......。)
≪懊苦離刃≫
事前評価☆3 事後評価☆2
実は少し期待していたカード。
≪グロマッシュ・ヘルスクリーム≫を絡めた面白otkコンボがあるらしいけど、実戦で見たことはない。
≪地彫り師イップ≫
事前評価☆3 事後評価☆2
使ってみて楽しかったカード。
そのうち活躍の機会がくるんじゃないかと密かに期待している。
(次回へ続く)