過去の自分が「コボルト」の新カードを評価した話【中編】
ユタ州です。
今回の記事は前回のつづきとなっています。
前編をまだご覧になっていない方は以下のリンクから。
それでは中編始めていきましょう!
今回は、プリースト、メイジ、ハンターの3ヒーローです。
~登場人物紹介~
ユタ州(過去): 「凍てつく玉座」ではミッドレンジウォーロックを愛用していた。 ≪屍山血河のグルダン≫を使うのが好き。
ユタ州(現在): 「コボルト」では性悪プリーストを愛用していた。 ≪ドラコニット諜報員≫で盗んだ≪屍山血河のグルダン≫を使うのが好き。
ユタ州(筆者): 地の文を書いている。 掛け合い形式と言いつつ、ユタ州(現在)がほとんど発言していないことに気付いたが見て見ぬふりをしている。
プリースト評価 ~≪心霊絶叫≫に絶叫した男~
さて、ハイランダーデッキを携えて「凍てつく玉座」でも活躍したプリーストですが、新カードの方はどうでしょうか?
......ブツブツ。
どうされました?
なんでプリーストばっかり強化するんだよ!!!(激怒)
(まあそうなるわなぁ。)
だっておかしくないですか? まずこの≪心霊絶叫≫というカード! 今でさえ除去の豊富なプリーストに、断末魔ミニオンを無効化する最強の全体除去呪文あたえちゃいけないでしょ!!
(誰が見ても頭おかしい性能してたもんなぁ......。)
≪ダスクブレイカー≫もぶっ壊れですよ! ドラゴンハイランダープリーストが「凍てつく玉座」環境末期にレジェンド上位到達していることを踏まえたら、こんなカード出しちゃいけないでしょ!!!
(当時から満場一致でぶっ壊れっていう評価だったなぁ......。)
≪トワイライトの侍祭≫も地味におかしな性能してますし、新環境のドラプリのことを考えると頭が痛いです......。 ≪ダイヤモンドの小呪文石≫でビッグプリーストも強化されそうですし、ブリザードは何を考えているんだか......。
(プリースト大幅強化は≪祓い清め≫騒動の反動だったんですかね.......?)
(注)「ワン・ナイト・イン・カラザン」で満を持して登場した最弱カード。開発者のベン・ブロードが謝罪動画を投稿するほど、評価の悪かった伝説の一枚。
まあ、≪テンポラス≫、≪ドラゴンソウル≫の2枚のレジェンドカードが弱いのがせめてもの救いですね......。
(プリーストの事前評価はわかりやすすぎてツッコみどころあんまないな......。)
≪心霊絶叫≫
事前評価☆4 事後評価☆3
ストレスの化身。使うと気持ちいい。
ナーフ後はコントロールプリーストに入ったり入らなかったり。
遅延させてコンボを決めれば必勝できるハイランダープリーストと愛称が非常によかったものの、相手のリソースを削れないという弱点もあるので、今後も評価が変わっていくカードだと思われる。
≪ダスクブレイカー≫
事前評価☆4 事後評価☆4
うっとおしい虫けらはお前じゃ!
ドラゴン軸のプリーストがやっていけるのもこのカードのおかげ。
≪ネザースパイトの歴史家≫、≪ドラコニット諜報員≫がスタン落ちした後のドラゴンプリーストが強いかどうかはさておき、このカードがドラゴンプリースト必須のカードであり続けるのは間違いないと思う。
≪トワイライトの侍祭≫
事前評価☆4 事後評価☆3
このカードにもよく苦しめられた。
≪狂気ポーション≫や≪カバルの影の僧侶≫とのコンボが凶悪だった。
≪ダイヤモンドの小呪文石≫
事前評価☆3 事後評価☆3
ビッグプリースト御用達のカード。
≪バーンズ≫がスタン落ちした後でもビッグプリーストというデッキタイプはまだまだやれそう。
≪テンポラス≫
事前評価☆1 事後評価☆1
登場時エフェクトはかっこいいよね。
使うとゲームを崩壊させるパワーカード()
≪ネザースパイトの歴史家≫で発見しちゃうと選択したくなっちゃう魔性のカード。
≪ドラゴンソウル≫
事前評価☆2 事後評価☆1
現在の環境・カードプールではどうあがいても強くない。
もしこのカードが実践レベルになってしまったら、相当ストレスフルな気がするので今のまま弱いカードであり続けてほしい。
メイジ評価 ~大方予想通りでヤマなしオチなし見る意味なし~
次はメイジの評価をお願いします。
「凍てつく玉座」のメイジカードはイマイチでしたが、今回はそこそこ期待できると思います。
「凍てつく玉座」ではクエストメイジがそこそこ活躍していましたが、「コボルト」ではどうなるでしょうか?
うーん。新カードの≪ドラゴンの憤怒≫は高く評価しているんですが、クエストメイジと相性がいいかと言われると微妙な感じがしますよね。 クエストメイジが強化されるって感じではないと思っています。
なるほど。
それよりも、開発側がビッグスペルメイジを推しているみたいですよね。 ≪ドラゴンの憤怒≫もそうですが、≪ワタリガラスの使い魔≫や≪性悪な召喚師≫のようなシナジーカードが一気に追加されたので、普通に強いんじゃないですかね? まあどうでもいいんですけど。
(メイジのカード資産あんま持ってないから興味なさそうだな、コイツ.......。)
≪爆発のルーン≫、≪アルネス≫あたりも含めて、新しく追加されたカードはどれも優秀ですけど、正直、インフレ(主にプリースト)についていける感じはしないですよね......。
(メイジもはっきりとしたカードが多くて評価しやすかったみたいだな。大ハズししてくれないと企画倒れだぞ......。)
≪ドラゴンの憤怒≫
事前評価☆4 事後評価☆3
強力な全体除去呪文。
低コストスペルを採用すると威力が落ちる諸刃の剣。結構好きなデザインのカード。
≪ワタリガラスの使い魔≫
事前評価☆3 事後評価☆3
ドロー力の弱いビックスペルメイジの頼もしいお供。
≪性悪な召喚師≫ 中立
事前評価☆2 事後評価☆3
強力なズルカード。
ビッグスペルメイジくらいでしか採用されないだろうと踏んでいたが、実際はプリーストやドルイドでちゃんと結果を残した。
逆にメイジでの採用率はあまり高くなかった。
≪爆発のルーン≫
事前評価☆3 事後評価☆3
≪アルネス≫
事前評価☆3 事後評価☆4
速攻タイプのメイジは不安定な印象があったが、≪アルネス≫のおかげでかなり安定した。
装備すると喋るのすき。欲を言えば殴るときも専用ボイスほしかった。
ハンター評価 ~事前評価ダービーのダークホース、スペルハンター~
ユタ州さん、ハンターがお好きだと聞きましたが......。
ハイ好きです。 初心者時代にミッドレンジハンターにお世話になったので。 それだけに、今回の新カード発表はがっかりでした。
≪こっちへ来い!≫が発表されたときは、結構みんな荒れてましたよね。
スペルオンリーでハンター組んで強いわけないですよ。 開発者がこっちへ来い!って感じですよね。ワハハ。
(自分がクッソつまんないこと言ってるの見るの辛いな......。)
「凍てつく玉座」環境末期でミニオンを≪放たれし激昂ヤシャラージュ≫と≪バーンズ≫のみに絞ったオペラハンターなんてデッキも一応存在してましたが、まあネタデッキの域を越えないと思いますね。 凍結シャーマンみたいなもんですよ。
(スペルハンターのレジェンド上位報告、結構あるんだよなぁ......。)
まあ、でも≪エメラルドの小呪文石≫、≪ワンダリングモンスター≫で秘策シナジーが強化されているのと、待望の1コスト獣ミニオン≪ダイアモール≫が追加されたのは素直に朗報ですね。 ≪洞窟ヒドラ≫もミッドレンジハンターで大暴れしそうですよね。
(ほとんどのミッドレンジ系のデッキが、ナーフ前まで息してなかったの悲しかったなぁ......。)
重めのカードがいくつか追加されましたが、結局は今まで通りアグロ~ミッドレンジ系のデッキに収まるでしょうね。 ただ、強いかどうかは始まってみないとよくわかりませんね。 スペルハンターが弱いのは明らかですけども。笑
(最後の最後で見事に予想を外してくれて一安心だ......。)
≪こっちへ来い!≫
事前評価☆1 事後評価☆2
スペルハンターがここまでやれる子だとは思わなかった。
実際使ってみると普通に使いやすかった。
≪エメラルドの小呪文石≫
事前評価☆3 事後評価☆4
リリース直後にランク戦で大暴れしていたカード。
≪ダスクブレイカー≫より早く生まれていたら、もっと活躍できていたんだろうな......。
≪ワンダリングモンスター≫
事前評価☆3 事後評価☆3
普通に優秀。
大抵ヘルス3のミニオンが出てくるので、アタック2以下のミニオンで殴りづらい。
ケアする秘策が増えただけでも十分仕事をしているといえる。
≪ダイアモール≫ 中立
事前評価☆3 事後評価☆2
ナーフ前までは、アグロドルイドでもよく使われていたカード。
無難なカード。
≪洞窟ヒドラ≫
事前評価☆3 事後評価☆2
思ったより使われなかったカードその3。
「ウィッチウッド」から≪死線の追跡者レクサー≫のヒーローパワーの候補に「コボルト」以降のミニオンも追加されるようだが、コイツの真価はバ獣化してから発揮されると思う。